CATEGORY : 健康・ダイエット
かなりいい話です。
会社まで自転車を使い、遠回りしてアップダウンの道を40分かけて走りきるのが一つの自慢でした。
上り坂でも自転車のギヤを変えず重たいままで頂上へ・・・
これが一つのステータスというのでありましょうか?
しんどかっても変速機のギヤを変えない・・・
男やね~自分で自分に酔いしれ、しびれるわ ほんまに。
とまぁこの調子で通勤していました。
しんどくないと言われれば、正直しんどいです。
でもあの坂の頂上までもうちょっと!!と言い聞かせては、体力づくりのため元気付けていました。
ある日のこと。
ボクシングを習い始めて数日目に先生(元世界三位)から自転車の話になり、自慢の通勤話をしてしまった。
「上り坂でも僕は、ギヤを変えずに重たいまま坂を登っているんです。あの頂上までと言い聞かせながら・・・」
すると先生は、
「それは凄いですね。でもプロは違います」
えっそんな、誉めてくれたんとちゃうんかいな?
と思っていると、さらに先生はこう続けた。
「プロは、上り坂の頂上が終わりではないんです。頂上に着いたら今度は、下りがあるんです。下りは、上りよりもしんどくなければならないんです」
ガツーンと私は頭を殴られたような気がした。
そうやなぁ言われてみれば、頂上が過ぎたら下りは、こがんと下り坂に身を任せたまま、休んでいるもんなぁ。
本当のプロと言うのは、そんな甘いもんと違うかった。
息抜きと言うものは存在しない世界なのである。
僕は仕事があっての格闘技、負けても飯は食える。
だが、格闘技が仕事のプロは、負ければ即、終り。
そこにハートの違いがありました。
ボクシングを習う以上にとても為になることをいくつも教わりました。
それから数年後先生は、試合の後遺症のため亡くなりました。
授業の中で必ずこの話をして少しでもプロの厳しさを教えています。
あらためてご冥福をお祈りいたします。
おもしろ写真と 若かりし頃の おもしろ話<
かなりいい話です。
会社まで自転車を使い、遠回りしてアップダウンの道を40分かけて走りきるのが一つの自慢でした。
上り坂でも自転車のギヤを変えず重たいままで頂上へ・・・
これが一つのステータスというのでありましょうか?
しんどかっても変速機のギヤを変えない・・・
男やね~自分で自分に酔いしれ、しびれるわ ほんまに。
とまぁこの調子で通勤していました。
しんどくないと言われれば、正直しんどいです。
でもあの坂の頂上までもうちょっと!!と言い聞かせては、体力づくりのため元気付けていました。
ある日のこと。
ボクシングを習い始めて数日目に先生(元世界三位)から自転車の話になり、自慢の通勤話をしてしまった。
「上り坂でも僕は、ギヤを変えずに重たいまま坂を登っているんです。あの頂上までと言い聞かせながら・・・」
すると先生は、
「それは凄いですね。でもプロは違います」
えっそんな、誉めてくれたんとちゃうんかいな?
と思っていると、さらに先生はこう続けた。
「プロは、上り坂の頂上が終わりではないんです。頂上に着いたら今度は、下りがあるんです。下りは、上りよりもしんどくなければならないんです」
ガツーンと私は頭を殴られたような気がした。
そうやなぁ言われてみれば、頂上が過ぎたら下りは、こがんと下り坂に身を任せたまま、休んでいるもんなぁ。
本当のプロと言うのは、そんな甘いもんと違うかった。
息抜きと言うものは存在しない世界なのである。
僕は仕事があっての格闘技、負けても飯は食える。
だが、格闘技が仕事のプロは、負ければ即、終り。
そこにハートの違いがありました。
ボクシングを習う以上にとても為になることをいくつも教わりました。
それから数年後先生は、試合の後遺症のため亡くなりました。
授業の中で必ずこの話をして少しでもプロの厳しさを教えています。
あらためてご冥福をお祈りいたします。
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